PPPPP プロローグ
目覚ましが鳴る。
いつも通りの日常が始まると思うとうっとおしいと感じる。
この国の人たちは気楽だ。何も考えずに、ただただITに任せて遊んで暮らせていけるのだから。
裏で何が起こってるのかも知らずに。
ここはとある小さな島国。
所在がばれると厄介なので詳しい場所は秘密だ。
大きさは小さい国ランキング第10位の国よりちょっと大きいくらい。人口数はまぁまぁそれなりにいる。
IT技術が発達されすぎて、他の国が危険を感じたからか、私たちはここの人工島に隔離されてしまった。だからここだけ、異常に工業技術等が発達している。
信じられないかも知れないが、いっておこう。ここの国の大統領は11才である。国を運営できてるのかって?いや、できていない。11才であるから。
大統領が選ばれているが、この国の実権はある巨大な協会が握っている。非常に厄介だが、こっちはあまり仕事をしなくていいので楽なのである。
協会がいった通りに仕事をすればいいのだからね。
何かある野望を抱えていると噂を耳にしたことがあるが、まあどうでもいい。ここのメンバーが幸せに暮らせれば、十分だ。
さて、ここに住んでいるメンバーを紹介しよう。
まず、大統領。さっきもいった通り11才である。
たまに手がつけられなくなるので非常に厄介。少ない仕事でもなかなかしてくれないのでこっちがあとで処理をしている。大統領は、私の昔からの友達でもあり私のことを好きでいてくれている。私も好きである。時々危ない一面を見せるときがあるが、その一面も私は好きなのである。
次にSP。一言でいうと強いナルシスト。
ナルシストといっても頭もいいし運動神経も抜群なので皆は文句も何もいえやしない。唯一苦手としてるのが料理か。前のハロウィンのときは紫色のパンケーキを爆誕させていた。不味かった。
私の力では、大統領を武力から守れやしないので、風来坊としてた彼を雇ったのである。ただ、愛用の銃じゃないと戦闘力が高まらないことが欠点である。あとたまに大統領をストーカーしてるのが嫌なのだが。
次に家政夫。この人が作った飯が旨い。超絶に旨い。
家政夫自らここに希望してきた。前の仕事をやめてきたらしいが、前の仕事は何をやっていたかは頑固として教えてくれない。別に家事をしてくれるのでいいのだが。
休みのときは遠くの国に行き、山登りをしに行っている。だから彼が休みのときは皆土産を楽しみにしているのだ。土産はお菓子がいい。
そしてこれを書いている私、秘書。大統領の秘書だ。趣味はタンバリンを叩くこと。嫌なことはハプニングに巻き込まれること。自らハプニングに巻き込まれに行くのは問題ないのだが。
以上だ。たまに来客が来るときがあるが、来たら来たで紹介すればいいだろう。
それにしても布団から出たくない。今日の朝は一段と寒い。でもそろそろ家政夫が強引に起こしにくるだろう。
さて、今日はいったい何が起こるのだろうか。面倒だが、楽しみにしている自分もいる。期待を抱きながら布団に潜り、家政夫が起こしにくるまで寝て待つことにした。
天気は、雨が降ってきそうな、曇り空だった。
続
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